金持ち本を読もう



ロバート・キヨサキ氏の有名な「金持ち父さん貧乏父さん」など、いわゆる金持ち本は世の中に数多くあります。自分には縁のない世界、自分ではできないことばかり書いてある、と思って見過ごしていませんか?

逆に、これまた良くある節約本。不況になればなるほど読まれそうな気もしますが、節約だけで金持ちになった人の話しは聞いたことがありません。無駄遣いは奨励しませんけど、自分の収入以上の金額を、節約だけで生み出すのは不可能です。

一方の金持ち本は、億万長者の親から遺産相続した、というのでもなければ、自分の工夫と理解で金持ちになった人の記録です。

無論、誰もがビル・ゲイツになれるわけではなく、ビル・ゲイツのようなタイプの金持ちには、やはり特殊な能力が必要でしょう。ビル・ゲイツにプログラミングの能力がなかったら、OSで世界を席巻する会社の礎を築くこともなかったことでしょう。

でも、ロバート・キヨサキやウォーレン・バフェットは?まあ、ロバート・キヨサキが金持ちと言っても、ウォーレン・バフェットとはとても比較になりませんが、この二人は、特殊な才能に恵まれていたわけではなく、それなりの考え方を実行して、一攫千金ではなく、最初はじわじわと、次第に急カーブを描いて金持ちになったように思えます。

金持ち本は一攫千金のノウハウではない

このような金持ち本に、一攫千金的な方法のマニュアルを期待する人もいるようですが、それは無理な話。それほど事が簡単ならば、世の中の大多数の人はとっくに金持ちになっています。

金持ち本の重要なところは、「考え方を学ぶ」ことにあると思います。財産を作るにはどうしたら良いのか?それはまず、金持ちになるような考え方を身につけることのようです。

そうすると今度は「金持ちの友達と付き合う」とか「金持ちらしく振舞う」とかいった類の本が持ち出されたりしますが、そんな小手先のことではなく、もっと深い部分での考え方の問題です。

金持ち本から学んでメンタリティを変える

結局、まとまった資産を作るためには、自分ひとりが働くだけでは不十分です。1年間に200万円ずつ貯めたとしても、50年かかるのですから。だったら夫婦で働く…いえいえ、そういう問題ではなくて、お金を働かせる、不労所得を得る工夫ですね。

そのためには、給与所得者や自営業者のような、「自分の労働の対価」を得るのが当然と考えるメンタリティから抜ける必要があります。